イタリア製のメンズスーツは、イギリスと比べて柔らかくて余裕を感じさせる印象があります。
またイタリアと一口にいっても、北側はインターナショナル寄りで、南側は色気を感じさせる独自色といわれています。
イタリアのメンズスーツは北と南を問わず、全体的に他の国のものと比べてラフに着こなせます。
イギリスのメンズスーツはどちらかというとタイト寄りなので、体型の変化に厳しい傾向です。
その点、イタリアは体型のラインが出にくく、多少の変化であれば許容してくれる懐の深さがあります。
ちなみにアメリカはメンズスーツにも合理性を求めているので、誰が着用してもそれなりに着こなせるように作られています。
あまり手作り感を感じさせないので、そこは日本の一般的なメンズスーツに近いといえます。